応用情報技術者の資格を取得しても、将来的にずっとIT業界で仕事をしていけるかという不安を抱えている人は少なくありません。
IT業界に限らず、人工知能が人間の仕事を徐々に奪い始めているからです。
人工知能は、すでに人間よりも賢くなりつつあります。
機械学習がしやすい分野であれば、世界トップレベルの天才であっても敵わないほどに進化してしまっているのが現実です。
実際に将棋やチェス、囲碁の分野でもトッププロが勝てなくなってきています。
今後は、プログラミングの世界にも人工知能の脅威が広がることが予想されています。
まだ今はそれほど高度なプログラミングを任せることはできませんが、10数年後なら分かりません。
もしかすると、後数年で爆発的に人工知能が進化を見せて、人間のプログラマは絶滅してしまう可能性すらあるのです。
それほどまでに、人工知能の脅威は高まってきています。
応用情報技術者試験は、IT業界でも非常に難しい部類に入ります。
そもそも受験資格に基本情報技術者試験の取得が挙げられていますから、誰もが受けられるものではありません。
これほどに高度な資格を持っていても、人工知能の驚異を考えると、将来に対しての不安がまったくないとは言い切れないでしょう。
しかし、どんな仕事に就いていても、将来の不安はあるものです。
人工知能の発達にも、まだまだ時間がかかるでしょう。
持っていると優遇されることも多いため、応用情報技術者の資格は、IT業界で仕事をしていく上での大きな武器になるはずです。